2021年 新年のごあいさつ

2021_1月_会長あいさつ_記事用

新年おめでとうございます。

長引く新型コロナ禍のなか、みなさまも不便な日常をお過ごしのことと思います。大沢地区コミュニティ推進協議会の事業も残念なことに、ほとんどが中止となりました。

今年は地域のコミュニティの中心として集う新しい地区センター・公民館が8月にオープンいたします。

第1・第2体育館もスポーツセンターとしてまもなく設計に入ります。

現在の大沢地区の事業目標は、地域活性化のスローガン「活力とふれあい 歴史を尊び 新たな大沢へ」の実現に向けて、古きを学び未来を見つめ今を行動する、誰もが楽しく憩えるまちづくりを目指して活動することです。しかし残念なことにコロナ禍のため中止となっております。

今回は私の住む大沢1丁目の古き良き伝統文化を紹介します。平安時代の大沢村から現在まで千年の歴史を育む街、大沢。江戸時代には日光街道の日本橋から4番目の大沢宿として栄えました(日本橋から日光まで21宿)。

今から約290年前の享保時代に、利根川と荒川の氾濫による大洪水で地域に疫病が蔓延しました。病の終息を祈願して、現存する大きな一対の獅子を町神輿とともにみんなで協力して町中を回り、お祓いをしたそうです。

古くから伝わる例大祭も大沢の魅力のひとつです。10月9・10日の2日間行われていた実りを祝う秋祭り(天王様)では、偉人を見立てた人形を屋根に載せ、山車を大勢の人が力を合わせて町中を引き回します(大沢1・2・3・4丁目内)。

夏祭りでは家内安全・商売繁盛・無病息災を願って7月に大沢の4丁内で開催、町中で神輿の渡御が盛大に行われています。

最近では神輿の担ぎ手も大変少なく困っております。大沢地区の全自治会のみなさまも祭礼にぜひご参加ください。大人も子どももどんどん神輿を担いでいただき、大勢の人たちにお祭りを楽しんでいただきたいです。

近い将来には、いろいろな催し物を一緒に開催し、大沢地区全体の大きな祭礼にすることを願っています。

なかでも大沢1丁目の神輿は先人たちの結集により、昭和の初めに展示会に見本で飾ってあったものを交渉を重ね買い取ったと伝えられ、誠に見事な彫刻が施されています(今の価格で4500万円相当)。現在購入してから2回目の大修繕をしています。

完成しましたら(令和3年7月)子ども、大人、引き太鼓、大きな獅子と自治会館前の展示場に飾りますので、ぜひ大沢の歴史・文化の伝承をご覧ください。

大沢1丁目自治会館前に常設展示されている神輿

大沢地区と越ヶ谷地区をつなぐ元荒川の大沢橋沿いに、かつてあった江戸時代からの料亭(饂飩屋)の跡地を現在公園として整備中です。

日光街道の川沿いの公園、越谷の発祥の地として大沢の古き良き伝統文化を継承し、みなさんが気軽に集える広場として未来に残そうと町内でも今後を見守っています。

公園の名称も歴史に残る公園にしようと、命名の方法を自治会で思案中です。

結びに、みなさま方におかれまして本年がよき年となりますように心よりご祈念申し上げます。

1日も早くコロナ禍が収束して、大沢地区コミュニティ推進協議会・大沢地区自治会連合会の多くの事業が進められ、みなさまとともに集えることを願っております。

大沢地区自治会連合会
会長 深野 弘